太宰治タイプ

あなたに近い文豪は

太宰治

弱さを隠さない正直者

格好をつけるより、本音で話せる相手を探しているタイプです。太宰は、人に合わせて道化を演じる苦しさや、うまく生きられない自分を、打ち明け話のような語り口で書きました。一方で、友情を信じる明るい短編も残しています。

最初に読むなら、この3冊

  1. 人間失格太宰治人間失格太宰治・中編

    人を恐れながら、それを悟られまいと道化を演じ続けた男が、幼いころから青年期までの人生を自分の手記で語ります。酒や女性関係に溺れて追い詰められていく姿が、三つの手記とそれを包む前後の文章という形で描かれます。

  2. 走れメロス太宰治走れメロス太宰治・短編

    人を信じられない王に捕まった若者メロスが、親友を人質に残して妹の結婚式へ向かい、三日目の日没までに戻ろうと走る話です。信じることと裏切ることの間で揺れる心が、濁流や山賊を越える道のりとともに描かれます。

  3. 斜陽太宰治斜陽太宰治・中編

    敗戦の年に東京の屋敷を手放し、伊豆の山荘へ移った没落貴族の母と娘の暮らしを、娘のかず子が語ります。戦地から戻った弟、弟が慕う無頼の小説家とのかかわりのなかで、かず子は自分の生き方を自分で選ぼうとしていきます。

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