あなたに近い文豪は
ジェイン・オースティン
会話の駆け引きを楽しむ社交家
人の噂話や、言葉の裏の駆け引きを楽しめるタイプです。オースティンは、結婚をめぐる家族や近所づきあいを、皮肉のきいた会話で描いたイギリスの作家です。恋と家族を描いた作品を合わせて選んでいます。
最初に読むなら、この3冊
- 高慢と偏見高慢と偏見
イギリスの田舎町に住む5人姉妹のベネット家に、独身の資産家がやってきます。頭の回転が速い次女エリザベスは、その友人ダーシーの高慢な態度に反感を抱きます。第一印象と思い込みが生む恋のすれ違いを、結婚に一喜一憂する人々の騒ぎとともに描いた恋愛小説です。
- ジェーン・エアジェーン・エアシャーロット・ブロンテの作品
伯母の家で疎まれて育った孤児ジェーンが、厳しい寄宿学校を経て、家庭教師として住み込んだ屋敷の主人ロチェスターと心を通わせていきます。主人公ジェーン自身が語る一人称の物語で、身分や財産より自分の意志を貫こうとする姿が、発表当時に大きな反響を呼びました。
- 細雪細雪谷崎潤一郎の作品
大阪・船場の旧家、蒔岡家の四人姉妹の日々を、昭和11年の秋から5年ほどにわたって描く長編です。三十歳を過ぎても嫁ぎ先の決まらない三女雪子の見合いが物語の軸になり、季節の行事や家族の悩みが、少しずつ傾いていく家の姿とともに綴られます。
